◎概要
当空港においては降雪等のため、例年12月から2月までの冬季に欠航が生じやすかったことから、
全日空と連携して就航率の改善に取り組んできました。
今般、2016-17(昨年度)冬季の国内定期便の運航状況を精査した結果、これまでの対策により、
本空港に向う14便が欠航を回避しており、当空港に関係なく欠航した便を除く98.0%の便が
着陸できていたことがわかりましたのでお知らせします。
なお、このような着陸ベースで詳細に分析を行ったのは今回が初めてです。
◎詳細及び参考資料
昨年度、本空港に向かう冬季の国内定期便のうち、3.2%(14便)が対策により欠航を回避
できており、結果、昨シーズンは98.0%(434便)が着陸しました((443-9)÷443=98.0%)。
平成28年12月から平成29年2月までの本空港に向う羽田便(4便/日)及び札幌便(1便/日)
※計画便数450便のうち、本空港に関係なく欠航した7便を除く
(内訳) 引き返し:3便、ダイバート:1便、羽田空港を出発しなかった:5便
①GPSを用いた新たな飛行方式(RNP-AR)の導入等、着陸を判断する(滑走路を視認できる)高度の引き下げ
②高性能な気象レーダーの運用により雲の切れ目を高い精度で予測
①の効果:8便、 ②の効果:6便 計14便
※今般のデータは、ANAによる乗務員へのヒアリング等による運航状況の精査により、取りまとめたものです。
こちらから参考資料をダウンロードいただけます。(924kb)